【楽天店舗運営】RPP広告の効果を最大化するには

【楽天店舗運営】楽天市場内でRPP広告運用の効果を最大化させる方法

こんにちは。
株式会社Lifeit(ライフイット)です。

今回は楽天RPP広告についてお話します。

RPP広告とは

検索連動型広告(RPP)とは、出店店舗がRMS上に登録している商品から、自動的に選ばれた商品が楽天市場内外の媒体に配信される広告です。
掲載された商品がクリックされた場合にのみ広告費が発生するクリック課金型広告となります。
楽天市場でのアクセスを上げたい店舗には欠かせない広告です。

除外登録

無駄な広告費を削減するために、下記のような場合は「除外登録」をすることで配信を止めましょう。

・利益率が低い
・転換率が悪い
・インプレッションが少ない
・クリック数が少ない(クリック率が低い)
・ROASが低い

<設定方法>
1.除外商品管理画面上から「ファイルフォーマットサンプル」をダウンロード
2.除外登録をしたい商品の「商品管理番号」をリスト化してアップロード用CSVファイルを作成する。
3.作成したアップロード用CSVファイルを「ファイル参照」より選択して「アップロードボタン」をクリック
RPP除外設定方法

商品毎にCPC設定

商品別にCPCを設定することで入口となる看板商品の育成に注力できます。

RPP商品別CPC設定

キーワードの設定

特定の検索キーワードを設定すると露出をさせたいキーワードで露出が出来ます。
下記のようなことに注意して設定しましょう。

・キーワードと商品名などの関連性
・画像やキーワードのミスマッチを改善
(キーワードのところに目安CPCが表示されるので、重要なキーワードについては、目安CPCよりも1円以上高めに設定しましょう)

RPPキーワード設定
RPPキーワードRPP

「R-Karte」の「売上改善アクション」を活用しよう

■商品別検索キーワード
「商品別検索キーワード」では商品ごとに以下の内容を確認できます。

・市場検索経由のアクセス総数
・トップ5の検索キーワード
・楽天市場内検索からのアクセス数
・キーワード毎の転換率
・キーワード毎の市場検索順位

さらに、キーワード毎に「アクセス数を増やそう」「転換率を上げよう」などの改善アクションを示してくれます。
楽天RPP広告の費用対効果(ROAS)を向上させる上で非常に有益な情報になるので、意図したキーワードをRPPに設定できているか定期的にチェックしましょう。

■商品別特典設定
「商品別特典設定」では商品ごとに以下の内容を確認できます。

・送料無料設定
・あす楽設定
・レビュー数
・レビュー点数
・ポイント変倍

先にご案内した「商品別検索キーワード」での改善アクションも参考にして、送料設定やポイント設定を確認し、情報を修正して転換率向上を目指しましょう。

■関連キーワード・ユーザトレンド
「関連キーワード・ユーザトレンド」では商品ごとに以下の内容を確認できます。

・自店舗に流入の多い検索キーワード
・楽天市場検索での関連キーワード
・キーワード検索ユーザの性別・年齢

お客様が実際によく検索しているキーワードの傾向をつかんで、商品名、キャッチコピー、商品説明文などに重要なキーワードを追加しましょう。
また、タグIDを確認することもできるので、追加できるものがあれば取り入れましょう。

売上改善アクションを駆使することで自店舗に流入しているキーワードを把握し、楽天RPP広告での露出拡大ができるようになり、積極的かつ効率的に売上を伸ばしていくことが可能です。

パフォーマンスレポートを確認しよう

より効率よく楽天市場のRPP広告を運用するためには、パフォーマンスレポートをこまめに確認して改善を行うことが重要です。
適切な効果測定と改善を行うことで、より無駄なく広告運用ができるようになります。

弊社が提供しているEC-タスキーはパフォーマンスレポートを毎日自動的に収集・分析、グラフ化しているので、効果測定がわかりやすい仕様になっています。
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まとめ

RPP広告は設定が簡単で実績の少ない店舗にとっては上位表示されるための非常に重要な施策です。
パフォーマンスの悪い商品を除外登録し、効果の高い商品のCPCを上げたり、転換率の高いキーワードを設定して日々のチューニングをすることで広告の効果を最大化するようにしましょう。